肥満症の特徴と運動の重要性
こんにちは。
与野駅、さいたま市中央区下落合から通える中高年専門のセミパーソナルトレーニングジムです。
本日は肥満症の特徴と運動の重要性について説明していきます。
肥満は心疾患、高血圧、糖尿病、関節炎、高脂血症や数種類のガンなどの原因となることが多くの研究から明らかになっています。
これらの疾患の多くは体重増加を防ぐことで避けることができます。
いったん異常が観察されていてもウェイトコントロールによってそれらを改善することができます。
近年メタボリックシンドロームという概念が提唱されています。これにより、、
動脈硬化性心血管疾患リスク1.5~3倍
2型糖尿病リスクを3~5倍
上記のリスクが高まるといわれています。
メタボリックシンドロームの判断基準としては下記のようになります。
中性脂肪の増加
(150㎎/dl以上)
(男性40㎎/dl未満)(女性50㎎/dl未満)
(130/85㎜hg以上)
(100㎎/dl以上)
(男性85㎝以上)(女性90㎝以上)
これは肥満を解消するための重要なポイントになります。
運動することで肥満を防いだり、肥満を解消したりするという研究結果は、これまでに数多く報告されています。
コレステロールの増加は肥満と関連しており、運動によって両者が減少することも報告されています。
ある研究によると適度に運動することにより、コレステロールが高くても心疾患による死亡リスクが著しく低下するとされています。
アメリカの国立保健研究所(NIH)が出している肥満者や過体重者へのアドバイスでは特別な疾患がなければ中等度の身体活動(自覚的には息が少しはずむ程度)を週に3~5回、1回30~45分間実践することをすすめています。
運動プログラムは膝や腰などの負担の小さい種目がすすめられます。
たとえばジョギングよりはウォーキング、ウォーキングよりはエアロバイクなど。
ただし個人のコンディショニングや既往歴、環境や好みによって設定することが望ましいといえます。
好きであればテニスやバレーなどゲーム要素の強い種目でもよいですが、あまり身体の負担にならない程度で行う必要があります。
できれば1週間に3回くらいで45分くらいの強度で運動を行えるといいでしょう。
これぐらいの身体活動を行うと消費エネルギーを増やすことができます。エレベーターやエスカレーターをやめて階段を使うようにして日常生活をうまく利用して身体活動量を増やしていきましょう。
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