こんな悩みに効果的
①体型の改善
若い頃に比べて
「食事量は変わっていないのにどんどん太っていく」
「食べる量を減らしているはずなのに体重が減らない」
と感じている人も多いのではないでしょうか。
その理由は基礎代謝が加齢によって低下するためです。
基礎代謝とは生命維持に必要なエネルギー代謝。
つまり、生きているだけで消費されるエネルギーのことです。
また、閉経前後は、基礎代謝が低下するだけでなく、脂肪の分解を助ける卵巣ホルモン「エストロゲン」が急激に低下します。その影響で、さらに脂肪が蓄積しやすい体に変化するため、女性は50代ごろから一層太りやすい体質に変化していくのです。
その対策として筋トレはおすすめできます。下の表とグラフは、人間の臓器や筋肉などにおける1日のエネルギー代謝量とその割合を示しています。
このように筋肉や内臓の働きによって安静時もエネルギーが消費されています。
それが基礎代謝です。
それぞれの重量が大きくなるほど、基礎代謝はアップします。
しかし、内臓の重量を自分の力で自由に大きくすることはできません。
自分の力で大きくできるのは、筋肉(骨格筋)と脂肪組織のみ。つまり、基礎代謝を増やすには筋肉量を増やせば良いということです。
そのため、筋トレは基礎代謝をアップさせ脂肪の蓄積を軽減できるといえるでしょう。
②肩こり
肩こりは、肩周辺の筋が緊張(収縮)した状態が続き、血行不良になることで生じることがほとんどです。
筋の緊張が起きる部位や原因は人によって異なります。
長時間の同じ姿勢や疲れやストレスなどによって肩の筋肉が萎縮すると、筋肉にある血管が圧迫されて、血行不良を起こします。すると、血液の中に疲労物質や老廃物が少しずつ蓄積して、肩こりを引き起こします。
例えば、パソコン作業やスマホなどで首が前に出る悪い姿勢が多い人は、僧帽筋が緊張しやすく、首の横~肩口にかけてこりを感じやすくなります。
反対に、血の巡りをよくすれば肩こりの解消につながるわけです。
トレーニングやストレッチなどの運動を行うことで、首や肩、肩甲骨付近の血行が促され、筋肉の緊張がほぐれて肩こりが緩和されます。
このような運動療法は、肩こりが痛みの症状に進行した場合の対処法としても有効です。
③腰痛
日本人の約4人に1人が腰痛もちといわれています。
腰痛の主な原因は複数あると考えられています。
1.長時間同じ姿勢でいて筋肉が緊張し、血行が悪くなった。
2.運動不足や筋肉の衰え。
3.無理な負担がかかった。
4.ぎっくり腰(腰仙部挫傷)や椎間板ヘルニアといった疾患がある。
なかでも1や2は、慢性的に軽度な腰痛に悩まされている人に多くみられる原因です。
正しい運動を行うことで腰痛の改善、予防が可能になります。
④疲れがとれない
私たちの筋肉は20代半ばをピークに、どんどんと衰えていきます。
さらに、加齢と筋肉の衰えはともに基礎代謝の低下につながるためカラダに脂肪がつきやすくなり、筋肉への負担も増すことでいっそう疲れやすいカラダになってしまいます。
疲れを感じていると運動を避けるようになり、筋肉が衰え、もっと疲れやすくなるという悪循環に陥ってしまいます。
日常的に感じる慢性的な疲労を緩和させるためにも健康的な身体を手にいれて病気を予防させるためにも運動を行い、体力のを向上させる手段は有効な手段になります。
デスクワークやリモートワークなどが増え、ただでさえ運動不足になりがちな現代のオフィスワーカーにとって、身体の疲労グセから抜け出すことがとても大切です。
⑤不安、イライラ、活気の低下
厚生労働省では、身体活動や運動は生活習慣病の罹患率や死亡率を低下させるとともに、気分転換やストレス解消につながり、メンタルヘルスの改善にも効果があるとしています。
こころや身体に現れるストレス反応はストレスを受けた時にこころや身体を守るための防衛反応です。
いつでも戦うためや逃げるために交感神経系の働きを活発にして戦闘態勢を整えている状態です。
心身の疲労を回復するための休息を行う反応はリラックス反応といいます。
リラックス反応では副交感神経系の働きが活発になります。
リラックス反応を得るには活動と休息のバランスがとれていること、ストレスから開放されることが必要です。
運動で身体を動かすことは、気分の落ち込みの発散、心とからだのリラックス、睡眠リズムの改善などの作用を大きくもたらせます。
レッスン場所
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埼玉県さいたま市中央区下落合1088-3 k’sビル2階・3階
JR京浜東北線 与野駅 徒歩5分